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ドイツ・フランス共通歴史教科書 ― 背景、特徴そして現在 ―
   

日時:2010年5月27日(木)16:20~17:50

場所:3316教室(国際関係棟3階)

講師:ロルフ・ヴィッテンブローク(ザールラント大学)

フランス語による講演 日本語通訳つき

概要:
2006年秋からフランスとドイツの教育現場に導入された共通歴史教科書については、広域ヨーロッパ研究センターでは、既に昨年11月にフランスからコリンヌ・ドゥフランス先生をお招きして講演会、本年3月には松井克行先生(大阪府立三島高校)、齋藤一晴先生(明治大学)、庄司潤一郎先生(防衛研究所)、西山暁義先生(共立女子大学)をお招きしてワークショップを開催してきました。

今回は、この共通教科書を作成した専門家委員会Comité de pilotageのメンバーで、独仏高校(ザールブリュッケン)の元校長でもある、ヴィッテンブローク先生をお招きします。史上始めて国境を越えた画期的な歴史教科書の成立背景から、教科書作成過程、そして現在第3巻を準備中の現場の様子など、実際に直接関わった方だからこその貴重なお話を伺えると思います。

日本をとりまく東アジアの環境は、独仏が中心を占めるヨーロッパの状況とは大きく異なりますが、それでも、二つの戦争を経て和解し、共通教科書の作成にまで辿り着いた経験は、私たちにも多いに参考になるはずです。

問い合わせは剣持久木准教授まで。一般教育棟2503教員室(内線5253)


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