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都市を描いた東西交流——カナレットと北斎——

カナレット(1697-1768)は工事中のウェストミンスタ橋からシティを半円形に切りとったように描いた。この構図は葛飾北斎(1760-1849)の富嶽三十六景「深川万年橋下」「尾州不二見原」を思いださせる。類似は偶然か、それとも継受の関係があるか。最近になって北斎の作と同定された洋画が日本とヨーロッパをつなぐ「うしなわれた環」の発見となるかもしれない。

参考文献:伊藤毅・近藤和彦(編)『江戸とロンドン』(山川出版社、2007年)

カナレット「ウェストミンスタ橋から見たロンドン」(1746年ころ)

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北斎「深川万年橋下」(1831〜35年ころ)

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北斎「尾州不二見原 」(1831〜35年ころ)

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北斎の描いた洋画(朝日新聞、2016年10月23日)

「作者不明の西洋画、北斎作だった オランダの博物館に 」

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